なないろ通信No.9「下肢静脈瘤」

足の血管がボコボコと浮き出ている症状。
見たことある方も多いのではないでしょうか。

特に40代以降の女性に多い症状です。

足の静脈の弁が壊れて血液が逆流してしまい、弁の下に血液がたまっている状態です。静脈弁自体に問題がある場合や、そのほかに深部静脈血栓症や妊娠によって発症するケースもあります。

この症状が出ている方は、血液を戻す働きが弱っています。筋肉が弱って血液を心臓へと戻せなくなったことで引き起こされます。

静脈の弁が壊れてしまうと自然に治ることはなく、足がむくんだ状態を放っておくと、弁がどんどん壊れていきます。

足のむくみというのは、動かずにたまってしまった静脈の血液から、水分が血管の外ににじみ出たものです。つまり、血液が足で滞っている状態。

本来全身に回るはずの血液が足にたまったままになるため、上半身で血液不足の状態が起きます。

そのために、肩こりや頭痛といった症状として現れます。

長引く肩こりや頭痛でお悩みの方は、足のむくみを改善してみてはいかがでしょうか。